夕べ雨が降ったせいでしょうか。
今朝はずいぶんと冷え込みました。
日中は日差しがあったものの気温はとんと上がらず、季節がひと月ぐらい逆戻りしたような気温の1日となりました。
晩ご飯を食べ終えて、いつもどおり、息子たちはそれぞれビーズクッションに埋もれこみます。
ひとりにひとつのビーズクッション。
中にずっぽりとはまり込み、その上にフリースケットを掛けてあげるのが、おかあちゃんの役目。
ほどなくして、暑くなったのでしょう。
夜がビーズクッションから這い出してきた気配がしました。
「ん~ん~」と不満げな声を、台所に居た私の背中に聞こえてきます。
ああ、むずかっているなあと思いつつ、居間に戻ってみると……
まあ、それは見事に、私の座布団を目一杯広がって占領しておりました(^^;)
『それじゃあ、おかあちゃん座れないなあ』とつぶやいてみますが……
寝惚け眼、ぼうっとした顔つきの夜の耳には届いていないようでした。
仕方が無いなあと、見守ります。
しばらくしたら身体が冷えたのか、また「ん~ん~」と言いながらビーズクッションに戻っていきます。
上手に潜れないようで、「んーっ!」と文句を言っているので、ビーズクッションを整えつつ夜の身体を中に入れこみ、上からフリースケットをかけ直してあげると、フリースケットの下から、満足そうなゴロゴロという音が聞こえてきました。